3歳が言うことを聞かないときの声かけ|子どもへの「ダメ」「早くして」の言いかえ例と、わが家で使っている2つ

おりぶ市長

この記事を書いた人

おりぶ市長3児のパパ(長女 小4・長男 小1・次女 3歳)

  • チャレンジタッチ 年長〜小4
  • スマイルゼミ 2人が受講
  • DWE 8年
  • 教材・英会話 10社以上
ノノさん

3歳の子が、何回言っても聞いてくれない…。「ダメ!」「早くして!」ばっかり言っちゃう。

おりぶ市長

わが家にも3歳の次女がいるよ。家で使っている言いかえ2つと、「ダメ」「早くして」の言いかえ例をまとめるね。

先に答え

「ダメ」「早くして」は、してほしいことや、遊びに変えた言葉に言いかえる

  • わが家で3歳の次女に使っているのは「虫ばい菌やっつけよう」「ご飯が逃げるからお口で捕まえて」の2つ
  • 「ダメ」は、何をすればいいかを伝える言葉に
  • 「早くして」は、見通し・競争・ゲームに

3歳が言うことを聞かなくて、つい怒ってしまう家庭に

3歳になると、何回言っても聞いてくれない場面がふえますよね。気づけば「ダメ!」「早くして!」ばかり言っていて、あとで落ちこむこともありますよね。

わが家には、小4の長女・小1の長男・3歳の次女の3人がいます。この記事では、3歳の次女に家で使っている言いかえ2つと、子どもへの「ダメ」「早くして」の言いかえ例をまとめました。

※わが家で使っている言いかえは2つです。そのほかの言いかえは、一般的な例として紹介しています。子どもの様子に合わせて、できそうなものから試してみてください。

目次【タップ可】

3歳が言うことを聞かないのはなぜ?

言うことを聞かない

言いかえの前に、3歳が言うことを聞かない理由を考えてみます。

理由が分かると、「なんで聞かないの!」とイライラする気持ちが、少し落ち着くかもしれません。

「自分でやりたい」気持ちが強くなるころ

3歳は、「自分でやりたい」「今はこれがしたい」という気持ちがはっきりしてくるころです。

自分のやりたいことがあるため、親の「やめて」「こっちに来て」に、すぐには切りかえられません。言うことを聞かないのは、わざと困らせているわけではなく、やりたいことがあるからです。

歯みがきやご飯の場合は、毎日決まってやることのため、遊びたい気持ちとぶつかりやすい場面だと思います。

「聞かない」のではなく「切りかえるのがまだむずかしい」。そう考えると、声のかけ方を変える意味が見えてきます。

「ダメ」だけだと、何をすればいいか分からない

「ダメ!」と言われても、3歳の子には「じゃあ、どうすればいいの?」が伝わりにくいものです。

「走っちゃダメ」の場合は、走るのをやめることは分かっても、代わりにどうするかまでは言葉に入っていません。だから同じことを何度も言うことになるわけです。

してほしいことを、そのまま言葉にする。これが、言いかえのいちばんの基本です。

このあと、わが家で使っている言いかえと、「ダメ」「早くして」の言いかえ例を紹介します。

わが家で3歳の次女に使っている言いかえ

わが家の言いかえ

ここからは、わが家で3歳の次女に実際に使っている言いかえです。

毎日くり返す、歯みがきとご飯の場面で使っています。

図解:わが家で3歳の次女に使っている言いかえ(ハミガキしよう→虫ばい菌やっつけよう/ご飯食べて→ご飯が逃げるからお口で捕まえて)

「ハミガキしよう」→「虫ばい菌やっつけよう」

歯みがきのときは、「ハミガキしよう」ではなく、こう声をかけています。

おりぶ市長

虫ばい菌やっつけよう!

歯みがきを、ばい菌をやっつける遊びに変える言いかえです。

ばい菌をやっつける場面なら、3歳の子でも、何をすればいいかを想像しやすいから。

「ハミガキしよう」だと、やらなきゃいけないことのお知らせ。「虫ばい菌やっつけよう」なら、これから始まる遊びのお誘いになります。

「ご飯食べて」→「ご飯が逃げるからお口で捕まえて」

ご飯のときは、「ご飯食べて」の代わりに、こう言っています。

おりぶ市長

ご飯が逃げるから、お口で捕まえて!

ご飯を食べることを、逃げるご飯をつかまえる遊びに変える言いかえ。

ご飯の場合は、「逃げる」「捕まえる」という動きがつくため、食べることが遊びの続きになるんです。

「食べて」と言われるより、「捕まえて」と言われるほうが、3歳の子には動きが想像しやすい言葉だと思います。

2つとも「遊び」に変える言いかえ

わが家の2つは、どちらも、やってほしいことを遊びやごっこに変えて伝える言いかえです。

この形のいいところは、「やりなさい」と言わずに、やってほしいことに誘えるところ。歯みがきの場合はばい菌退治、ご飯の場合はつかまえごっこと、子どもが楽しく想像できる場面にしています。

毎日のことのため、言う側の親も、怒るより楽しい言葉のほうが気持ちが楽。声をかける親のためにも、遊びに変える言いかえはおすすめしたい形です。

次は、一般的によく使われる「ダメ」と「早くして」の言いかえ例を見ていきます。

子どもへの「ダメ」の言いかえ例

「ダメ」の言いかえ

ここからは、子どもへの「ダメ」の言いかえとして、よく紹介されている形をまとめます。

わが家で全部を使っているわけではないので、一般的な例として読んでください。

つい言ってしまう言葉言いかえの例
走っちゃダメここは歩こうね
さわっちゃダメ見るだけにしようね
大きい声を出しちゃダメないしょ話の声で話そう
散らかしちゃダメおもちゃをおうちに帰してあげよう
たたいちゃダメ「かして」って言葉で言おうね
子どもへの「ダメ」の言いかえ例(一般的な例)

してほしいことを、そのまま言う

いちばん使いやすいのは、「〇〇しちゃダメ」を「〇〇しようね」に変える形です。

「走っちゃダメ」の場合は「ここは歩こうね」、「さわっちゃダメ」なら「見るだけにしようね」。してほしいことが言葉に入っているため、子どもが次に何をすればいいか分かりやすくなります。

言いかえに迷ったら、「代わりに何をしてほしいか」を考えてみてください。

それをそのまま言葉にすれば、「ダメ」を使わない声かけになります。

理由をひとことだけ添える

3歳でも、短い理由なら伝わることがあります。

たとえば「ここは歩こうね、ぶつかると痛いからね」のように、理由をひとことだけ足す形です。長く説明すると伝わりにくいため、ひとことで止めるのがポイント。

理由をそえるのは、3歳なりに納得してから動けるようにするため。

なぜダメなのかが分かると、次の場面で子どもが自分で気づけることもふえていくはずです。

どっちがいいか選ばせる

「ダメ」と言う代わりに、子どもに選んでもらう形もあります。

飲み物の場合は「赤いコップと青いコップ、どっちで飲む?」「おもちゃは箱に入れる?かごに入れる?」のように、どちらを選んでも親が困らない2つを出す方法です。

自分で決めたい気持ちが強いころのため、選ばせる形が合う場面も多いはず。

自分で決めたい3歳には、「自分で選んだ」と思えることが、動くきっかけになりやすい形だと思います。

子どもへの「早くして」の言いかえ例

「早くして」の言いかえ

朝の支度やお出かけの前は、つい「早くして!」が出てしまいますよね。

ここでも、一般的によく紹介されている言いかえの形をまとめます。

図解:子どもへの「早くして」の言いかえの3つの形(見通しを伝える=時計の長い針が6になったら出発/競争・ゲームにする=どっちが先にくつをはけるか競争/できたところをほめる=もう片方の手も通せたね)

いつまでに、を見える形で伝える

「早くして」の代わりに、「時計の長い針が6になったら出発ね」のように、いつまでかを伝える形があります。

「早く」は、子どもにはどれくらい急げばいいのか分かりにくい言葉のため、時計の針や、歌が1曲終わるまでなど、目に見える目印を使うのがポイントです。

3歳でまだ時計が読めない場合は、「この歌が終わるまでに」「タイマーが鳴るまでに」でも同じように使えます。

見通しが分かると、子どもも自分で動きやすくなるはずです。

競争やゲームにする

「どっちが先にくつをはけるか競争しよう!」のように、支度をゲームに変える形もあります。

わが家の「虫ばい菌やっつけよう」と同じで、やることを遊びに変える考え方です。きょうだいがいる家なら、上の子と競争する形にもできるはず。

毎回同じだとあきてしまうこともあるので、いくつかの形を順番に使うといいと思います。

できたところを言葉にする

まだ終わっていないところではなく、できたところを言葉にする形です。

「早く服を着て」ではなく、「片方の手、もう通せたね」「あとはボタンだけだね」と、進んだところを伝えます。

できたところを言われると、子どもも続きをやろうという気持ちになりやすいもの。親も、急かす言葉を言わずにすみます。

3歳を叱る前に、親ができること

叱る前に

言いかえを知っていても、余裕がないときはつい怒ってしまうものです。

叱る前に、親のほうでできることもまとめておきます。

ひと呼吸おいてから声をかける

イライラしたまま声をかけると、言いかえを思い出す前に「ダメ!」が出てしまうもの。

ひと呼吸おいてから声をかけるだけでも、言葉を選ぶ時間ができるため、言いかえを使いやすくなります。

毎回できなくても大丈夫。できた日をふやしていく、くらいの気持ちで十分だと思います。

危ないときだけは、短くはっきり止める

いっぽうで、道路に飛び出しそうなときなど、危ない場面では短くはっきり止めることが大事です。

危ない場面で言いかえを考えている時間はありません。まずは止めて、落ち着いてから「車が来ると危ないから、手をつないで歩こうね」と伝えれば大丈夫です。

言いかえは、毎日のくり返しの場面で使うもの。危ない場面とは分けて考えると、親も迷わずにすみます。

3歳の毎日に、遊びながら学べる教材も

3歳の毎日に

3歳のころは、遊びの中で少しずつできることがふえていく時期です。

わが家の3歳の次女は、こどもちゃれんじ ほっぷの体験版をやってみたことがあります。

3歳の次女は、こどもちゃれんじ ほっぷの体験版を試した

次女にとっては、ほっぷの体験版がはじめてのお勉強でした。

文字にふれたり、えんぴつで線を書いたり、シールを貼ったりと、遊びの形で進む教材です。体験版でどこができて、どこでつまずいたかは、ほっぷの記事に書いています。

声かけと、遊びながら学べる教材を組み合わせて

毎日の声かけで「やってみよう」と思える場面をふやしつつ、遊びながら学べる教材で、できることをふやしていく。

3歳の毎日は、その組み合わせで進めていくのも1つの方法です。

3歳の声かけでよくある質問

よくある質問

最後に、3歳の声かけについて、よく聞かれることをまとめました。

わが家で使っている言いかえと、一般的な例を分けて答えています。

3歳が言うことを聞かないのは、ふつうですか?

3歳は「自分でやりたい」「今はこれがしたい」という気持ちがはっきりしてくるころで、すぐに切りかえられない場面がふえます。心配が大きい場合は、かかりつけの小児科や自治体の子育て相談に聞いてみてください。

「ダメ」と言わないほうがいいですか?

危ない場面では、短くはっきり止めることが大事です。毎日くり返す場面では、「〇〇しちゃダメ」を「〇〇しようね」と、してほしいことに言いかえる形がよく紹介されています。

わが家ではどんな言いかえを使っていますか?

3歳の次女には、「ハミガキしよう」の代わりに「虫ばい菌やっつけよう」、「ご飯食べて」の代わりに「ご飯が逃げるからお口で捕まえて」と声をかけています。どちらも、やることを遊びに変える言いかえです。

「早くして」の代わりに、何と言えばいいですか?

「時計の長い針が6になったら出発ね」のように、いつまでかを目に見える形で伝える言いかえがあります。「どっちが先にくつをはけるか競争しよう」のように、ゲームに変える形もおすすめです。

3歳の声かけ・言いかえのまとめ

まとめ

3歳が言うことを聞かないときの声かけと、「ダメ」「早くして」の言いかえを紹介しました。

大事なところを、もう一度おさらいしておきます。

3歳の声かけのポイント

  • 3歳は「自分でやりたい」気持ちが強く、すぐには切りかえにくいころ
  • わが家の言いかえは「虫ばい菌やっつけよう」「ご飯が逃げるからお口で捕まえて」の2つ
  • 「ダメ」は、してほしいことをそのまま言う形に
  • 「早くして」は、見通し・ゲーム・できたところをほめる形に
  • 危ない場面だけは、短くはっきり止める

できそうな言いかえから1つずつ

全部を一度に変えなくても大丈夫です。わが家も、使っているのは歯みがきとご飯の2つの場面だけ。

毎日くり返す場面を1つ選んで、遊びに変える言いかえを試してみてください。

ノノさん

まずは歯みがきの声かけから、変えてみようかな!

おりぶ市長

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おりぶ市長

3児のパパ|長女 小4・長男 小1・次女 3歳(2026年10月時点)

おべんきょタウンの市長です。わが家の3人が実際に使った通信教材・タブレット学習・おうち英語を、親の目線で正直にレビューしています。料金やキャンペーンは、書くたびに公式サイトで確かめています。

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